フランクフルト学派

日本人が知ってはならない歴史を読んだら、フランクフルトシューレというキーワードがあり、調べたら、----------フランクフルト学派とは別名『白色共産革命』とも言う。今の日本はこれに侵されている『白色共産革命』は、『赤色共産革命』の武力革命では「その国の伝統・文化で最終的にナショナリズム>が昂(たかま)り失敗する」と結論付けたマルクスの弟子ルカーチが、1923年フランクフルト大学で『マルクス思想研究所』を旗揚げした。のちに語感を和らげ〈社会研究所〉と改名した。これが「フランクフルト学派」の前身である。そして彼らは1933年イデオロギーごとアメリカへ移住し、コロンビア大学で新フランクフルト学派を設立した。何故移動したか?彼らがドイツで旗揚げしたときは、ユダヤ人が世界史上初めて政権を取り、日本国憲法の基となったヴァイマール憲法(1919)施行下であった。このヴァイマール憲法は、後にケッペルス独宣伝相が公布文書で「人間の純度を落とすことにより現存する国家を内部から蝕んでいこうとするものである」と喝破した通り、偽善に満ちたものである。ユダヤ人が長期政権狙った「人間獣化計画」であることに気付いた賢明なドイツ国民が、ユダヤ排斥に動き、ナチズムが勃興しヒットラーが出現した。
その事に身の危険を感じたからである。「革命を成功させるには、長い年月を費やしても古い価値(伝統・文化)を根絶させ、新しい価値を創造し中産階級に刷り込む『文化テロリズム』を実践することである」とした『フランクフルト学派』思想である。その文化闘争の武器に『批判理論』を編み出した。【批判理論】定義…伝統・文化の主な要素を嘘でも捏造してでも、完全否定する批判を繰り返す。キリスト教(日本では天皇)、資本主義、権威、家族、家父長制、階級制、道徳、伝統、性的節度、忠誠心、愛国心国家主義、相続、自民族中心主義、因習、習慣、保守主義など何から何まですべて批判し、自説の敵には、たとえ嘘でも捏造しても「ウソも100回言えば本当になる」と繰り返し主張して、ファシスト、ナチ、ユダヤ人排斥者、差別主義者、右翼、精神病などのレッテルを貼り貶め、無視をして言論を封じてゆく。自己の責任は、他に転嫁し責任逃れをする。例をとってみると過去の栄光、偉大なる業績の記憶を否定し、代わりに欠点や、かって犯した罪を強調し、愛し崇拝していたものが実は忌むべき卑劣なものだったという新たな記憶を書き込む。創られる歴史の
為に英雄を否定するあらを捜し、教科書から排除する(今の日本では、戦前までの歴史を全て悪と否定し、英雄を排除してる)。ルカーチは、ハンガリーで教育人民委員代理となり、子供たちに学校で自由恋愛思想、セックスの仕方を教え、中産階級の家族倫理や一夫一婦制を古臭いと批判して、女性と子供の快楽放縦路線を推進した。もう一人の弟子グラムシも「文化を変えれば熟した果実の如く、権力は自然に落ちてくる。その為には年月はかかるが、教育、芸術、映画、演劇、新聞、雑誌、ラジオ(現在ではテレビも含む)、司法、行政、立法を慎重に攻め落とし(自由主義は試験さえ通れば内部に潜り込める)新しい価値を刷り込んでゆくこと」と主張している。例えば、娯楽産業は……マルクス主義の文化思想に完全に同化し、単に説法を説くだけでなく寓話まで作り広めている――弱い男を叩きのめす強い女、親よりも賢い子供、流れ者に諭される堕落した聖職者、白人の下級生から虐めを受ける黒人上級生、堂々と普通の生活を送る同性愛カップル。どれも作り話だが、現実の世界より真実に見えてしまう。(ハリウッドは100%ユダヤ資本)世界のメディア
やマスコミの90%はユダヤが握っていることを知らなければ信じてしまうだらう。そしてホルクハイマーがマルクスの「経済決定論」を「文化決定論」にすべく文化用語に翻訳した。更に、ライクが『緑の革命』で「試験やテストは暴力の一種。体育の強制も苦手な者にとっては暴力。学校の規則も暴力なら、無理やり授業を聞かされるのも、自習室で勉強を強制されるのも暴力だ。>離婚や未婚は女性の解放であり独立である。セックスの快楽が、個人の至上の権利で母性の喜びより価値が高い(性の自己決定権)。子は親や教師とは対等、愛国心は古臭いナショナリズムである等々…」。エンゲルスは「全ての女性が働きに出られるようにし、家族の経済単位(家族賃金)を個別の経済単位にすることである」とした。今のグローバルな資本主義下の女性観とぴったり一致する。が、女性を労働者に仕立て上げ、家庭の収入を分割し夫婦の合計が家族賃金とすることが目的だった。これが『フランクフルト学派(白色共産革命)』思想である。ユダヤの「メシア思想」「タルムード」が根底にあるのがこの思想である。こうした思想が左翼や「反日」日本人に採り入れられ、
60年代に大学紛争を糾弾する保守派や識者は「人権抑圧者」「ファシスト」「右翼」「軍国主義者」の烙印を押され始めた。こういう社会風潮で育ったベビーブーマー(団塊の世代)たちは知らず知らずのうちに1943年、ソ連共産党の中央委員会の発した党是通りに動くこととなる。笑えるのは、丸山真男で彼に教えられた思想通り行動し、東大の安田講堂で教え子に監禁されたら「人間のやることではない」と憤慨している。自分は高見に居たつもりだったのだろう。自業自得!!今の日本は、ヴァイマール憲法を基にした日本国憲法で「人間獣化計画」で進んでいることが、『男女共同参画』にみられるジェンダーフリーなどを考察した時に、この思想にすっぽりと侵されていることが分る。此の侭では「自己の権利」の美名の元に日本人が「獣化」し、亡国への道を進んでしまう。